歴史
1955
鎌倉泉水教会の起源は 1955年2月にまで遡ります。同じ鎌倉市の中心部にある 日本基督教団 鎌倉教会 の青年会と家庭集会 (メソジスト教会の「組会」) に集った信徒の祈りから、市内東部の浄明寺地区で伝道する幻が教会に与えられました。
そこで日曜夕方、信徒宅を集会所として伝道集会を開いたことから、私たちの歩みが始まりました。
特別伝道集会や土曜学校などは近隣の幼稚園を借りて行っていました。
1959
4年後の 1959年には、高田彰牧師を中心に日本基督教団 鎌倉浄明寺伝道所 となって、地域における教会の基礎を築き、活動を進めました。
1963
そして、最初の集会から8年を経た 1963年1月27日、鎌倉教会から 森 和子 牧師を迎え、日本基督教団 鎌倉泉水教会 が誕生しました。
森 牧師のもと聖書研究に力が注がれ、その伝統は今も脈々と受け継がれています。
2013
2013年1月、創立50周年を迎えました。
創立50周年記念誌 (クリックで拡大)
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2023
2023年1月、教会創立60周年を迎えました。
創立60周年を記念『礼拝の記録』
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会堂
1961年、鎌倉教会会員の寄贈の民家を移築、改造した建物が最初の会堂でした。その後 今日までに2回、会堂建築がなされています。
現在の会堂は、1984年に建築された礼拝堂、1994年に増築された 集会室、牧師館 などで構成されています。
入口の外観
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玄関を一歩入ると、左手に「五つのパンと二匹の魚」を描いたステンドグラスの窓があります。
4つの福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)のすべてに、主イエスがこのパンと魚を5千人もの群衆に分け与えたという記事があります。
玄関のステンドグラス
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会堂内ではスリッパに履き替えていただきます。
靴を脱いで、家庭的な雰囲気のなかで、ともに過ごしましょう。
可動式スロープも用意していますので、車椅子の方も安心しておいでください。
玄関 (右奥は集会室)
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玄関から右手に入ると、高窓からの自然光が注ぐロビーです。週報やいろいろなパンフレットを置いた受付の机があります。
受付の奥に 礼拝堂 があります。
受付 (左奥は礼拝堂)
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礼拝堂は、船底を模した設計で天井が高く、総木作りで、賛美の歌声やオルガンの音色がやらわかく響きます。
天井から吊り下げられた電灯は 葡萄 をイメージしたデザインです。
この礼拝堂で、私たちは毎週神様を賛美し、礼拝をささげています。
礼拝堂
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正面の講壇や聖餐卓などは 鎌倉教会 から譲り受けた物です。
講壇
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オルガン
このオルガンはアメリカの Estey Organ 社製、足踏み式のリードオルガンです。
Estey Organ 社のオルガンは、日本で初めてリードオルガンが作られた時、モデルとされたオルガンだそうです。
作られてから100年以上 経っていて、外板は一部 張り替えられています。
明るい音色で、教会設立当初より皆から愛されています。
Estey Organ 社製のオルガン
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こちらのオルガンは Allen Organ 社製の電子オルガンです。
手鍵盤二段と、足鍵盤があります。
日本基督教団 田浦教会 より譲り受け、2011年10月に新しく設置しました。
20年以上使われ続けているものです。
パイプオルガンに似たやわらかい音を礼拝堂いっぱいに響かせます。
どちらも大切にしていきたいオルガンです。
Allen Organ 社製のオルガン
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牧師
2021年 4月より、櫻井 重宣 が牧師を務めています。
《牧師略歴》
1942年 岩手県で生
1965年3月 東京教育大学卒業
1969年3月 東京神学大学修士課程修了
1969年4月から、日本基督教団の御器所教会、鳴海教会、秋田楢山教会、広島教会、茅ヶ崎教会で奉仕
2021年4月 鎌倉泉水教会 に着任
礼拝の様子
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教会墓地
教会から車で5分ほどの 「鎌倉霊園」 内に、教会墓地があります。鎌倉の緑に囲まれた静かな墓地です。
最寄のバス停から徒歩7〜8分、霊園内の休憩所から徒歩4〜5分、いずれも平坦な道のりで、訪れやすい場所です。
鎌倉霊園内の教会墓地
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関連リンク
近隣の日本基督教団の教会
教団・学校
日本基督教団 | |
1940年代、日本国内の30余派の福音主義(プロテスタント)教会が教会合同を宣言して成立した教団です。
北は 北海道 稚内市 から南は 沖縄県 石垣市(石垣島)まで、全国に 1,680あまり、神奈川県内だけでも 100あまりの教会、伝道所があります。
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東京神学大学 | | 日本基督教団立の伝道者養成を目的とする大学です。(東京都 三鷹市) |
日本基督教団認可神学校